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口頭

Neutron diffraction study of chemically cross-linked hydrogels

関根 由莉奈; Chi, S.*; Fernandez Baca, J.*; 深澤 倫子*; 深澤 裕

no journal, , 

ハイドロゲルとは、3次元のポリマーネットワークに多量の水を安定に含む物質である。本研究では、化学架橋ゲル中における水の性質や構造を明らかにすることを目的として、オークリッジ国立研究所の中性子回折装置(WAND)を用いて含水率の異なるポリN,N-ジメチルアクリルアミドゲルの中性子散乱を測定した。結果、高含水率のゲルにおいて100-250Kの温度範囲で六方晶氷の回折パターンを観察した。一方、低含水率のゲルにおいては230K以下でアモルファス氷の回折パターンを観察した。昇温過程に伴いアモルファス氷の回折パターンはcubic氷の回折パターンへと変化した。これらの結果より、ハイドロゲル中には通常と異なる水が存在し、またそれらの構造や性質はゲルの含水率に依存することを明らかにした。これらの結果はゲル材料の開発において重要な知見となると考えられる。

口頭

Identification of doped nitrogen in photocatalytic TiO$$_{2}$$

山口 大輔; 長谷川 良雄*; 菱沼 行男*; 鈴木 将*; 児玉 弘人*; 小泉 智*; 能田 洋平; 大場 洋次郎*

no journal, , 

環境浄化やエネルギー問題への応用が期待されている光触媒物質の一つである酸化チタン(TiO$$_{2}$$)は、触媒効率の向上を実現する有力な方法として、触媒に窒素(N)をドープすることにより、反応が活性化される波長領域が紫外-近紫外光から可視光へシフトすることが報告されている。しかしながら、窒素ドープされたTiO$$_{2}$$触媒に含まれる窒素量は微量であり、広角X線回折でもTiとNの結合を示唆する回折線は観測されず、可視光応答をもたらす構造におけるN原子の位置(分布)については未知な部分が存在する。本研究では2種類の異なる製法により作製されたNドープTiO$$_{2}$$触媒に対して、中性子小角-広角散乱(J-PARC BL-15「大観」により測定)で得られた、結晶格子からナノ微粒子径にわたるスケールの構造に対して考察を行った結果について報告する。2種類の製法において、Nの位置に関してドープを行う工程での差異を反映する結果が散乱測定から得られた。また、測定では、TiO$$_{2}$$の散乱を軽減するためのコントラスト変調を行っており、TiO$$_{2}$$の散乱が弱められる条件において相対的にドープ窒素の散乱の寄与が大きくなる傾向が得られた。

口頭

Overall magnetic excitation in overdoped La$$_{2-x}$$Sr$$_{x}$$CuO$$_{4}$$ studied by complementary use of neutron and X-ray

脇本 秀一

no journal, , 

We have studied overall magnetic excitation of overdoped La$$_{2-x}$$Sr$$_{x}$$CuO$$_{4}$$ by complementary use of neutron and X-ray. We measured magnetic excitation up to 200 meV using neutron scattering and above 150 meV by resonant inelastic X-ray scattering (RIXS) technique. Combining the both results, we found that magnetic excitation measured by neutron and RIXS are consistent, and the high energy magnetic excitation shows dispersion relation which is the same as the spin wave dispersion of non-doped antiferromagnetic La$$_{2}$$CuO$$_{4}$$. This result indicate that the magnetic excitation in this system can be distinguished into two parts; the high energy part above 100 meV which is independent of hole-concentration, and the low energy part which is highly sensitive to the hole-conetration.

口頭

Collaborative studies on Bio-D and Cold TAS; Hydrogels that capture radioactive cesium in water

深澤 裕

no journal, , 

水・氷は地上に存在する最も基本的な液体・固体であり、それらは重要なメディアとなっている。ハイドロゲルは三次元的に接続されたポリマーの鎖の中で沢山の水が存在しうる為にユニークな物質となっている。この水の量は完全に乾燥した物から98%程度まで変化する。SEMの測定によってハイドロゲルは水分子を含む空の空間を持つことが示されているが、その空間に存在する水の構造とダイナミクスについては完全に理解されているわけではない。中性子は水や水素結合を調べる際に有用であり、そのため、われわれはKAERIのHANAROにて中性子ビームを用いてゲルの研究を実施している。ここでアクリルアミドや多糖類で構成されたハイドロゲルの中性子回折と散乱について報告する。それらのハイドロゲルには弱い水素結合や低密度な水が含まれていた。さらに、原子力機構等で新たに開発されたナノスケールのハイドロゲルについて報告する。この新種のハイドロゲルの開発は福島環境回復研究の一環として実施したものであり、放射性セシウムを捕獲する機能を有している。

口頭

Spin fluctuations in oxygen doped layered perovskite cobalt oxide

中島 健次; 梶本 亮一; 山田 和芳*; 堀金 和正*

no journal, , 

遷移金属酸化物へのキャリアドープは、非常に様々な現象を引き起こし集中的な研究の対象となってきた。層状酸化物La$$_{2}$$MO$$_{4}$$(M: 3d金属)は、そのような研究モデル物質の1つであるが、Co系については、Co$$^{3+}$$のスピン状態が種々の状態を取り得るなどさらに複雑性を持つ。そのような中で、我々は酸素ドープしたLa$$_{2}$$CoO$$_{4.24}$$の単結晶について、四季分光器を用いて磁気揺動の測定を行った。

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